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バリ島移住2

ナシゴレン
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 時には、インドネシア語で挨拶し、名前を尋ねて階級を探る。 ただ、このカースト制度もねつ造で変えたり、オランダ政府に付いていった者が 上の称号をもらったという説もあり、はっきり分からないが、 バリ人同士の会話を聞いてると、使い分けているのが何となく分かったりします。 でもバリ語は難しい!!日本のように丁寧語があるので、勉強中の私も まだまだ未知の世界。バリ語のきちんとした本も無いし、勉強するには 地道にバリ人に一つ一つ聞いていくしかない! またバリ語については後々紹介したいと思います。

話はバリ人女性に戻りますが、バリ人は隣のジャワ人と似ているようで、 何かが違う、と前から思っていました。同じように見えますが、 例えば、ジャワ人女性はどちらかというとキツメ、綺麗系。 バリ人女性はやわらかい感じで、可愛いい系。 個人差はありますが、私の経験上そんな感じだと思っていた所、 ある本によると、バリ島に最初にやってきたのは、紀元前2000年頃に中国大陸南部から渡つてきた、マレー諸島の先住民族オーストロネシア人と考えられているそう。 現在のバリ人は、この集団を母体に、インド人や中国人、メラネシア人、ポリネシア人などが混血したものだという。 さらにバリ人の美しさは、17世紀にヨーロッパ諸侯のあいだでも評判となり、フルボン王朝の奴隷市場では、かなりの高値で取引されたという。彼らは性格も素直で、機転がきき、ユーモアも解すと称賛された。一方、横暴な主人に対しては毅然と振る舞い、少しも卑屈な態度を見せないことから、召使いには向かないと嘆く貴族もいたとか。 なるほど、と今までの経験を振り返り、納得する私がいました。 バリ人は本当に心からバリ人であること、ヒンドゥー教であることを誇りに思っているし、 とってもフレンドリー、どんなことも面白おかしく解釈したり、いつも笑顔で接してくれます。しかし、お祭りとなると、皆真剣に助け合いながら、芸術的なものをテキパキと 作り上げていきます。女性も皆一緒にお供え物を、一つの葉から色んな形のお供え物を 何百と作っていきます。お祈りをしているときなんて、真剣というか、声も掛けられない 不思議なオーラに包まれている感じ。 今のバリ人は先祖のように異国人から見ても変わらず魅力を持ち続けているのですね!

そう言われてみれば、こんな事を聞いたことがあります。 バリ人の信仰するヒンドゥー教によると、人間は死後、再び他の肉体に宿るとされています。実際、私の友達の子供が生まれた時、その子には先祖の誰かの名前が付けられました。 誰かというのは、赤ちゃんが生まれたときに、誰の生まれ変わりかがバリ人には分かるというのです。また子供を授かる時期は、その先祖がこの世に来たいと思ったときとも 聞きました。そして人間になった魂は、この輪廻(生まれ変わり)から逃れるためにこの世に修行に来ているといいます。 何故なら、魂は肉体に宿っている間は苦悩し続けるとされています。 それゆえ、魂は境地を求め、努力し、それに達したものだけが永遠に、 肉体と魂が宇宙と一体になり得るのです。 つまり、そこに達していなければ、再び輪廻を繰り返さなければいけないと いうことです。 そして、バリ人の一番重要なお祭り、これは妊娠から出生、出生から死亡まで あらゆる段階において行われます。それらの儀式の目的とは、出生前は魂と肉体との結合を強め、この世に生まれた際はこれを迎え、調和のとれた人生を送ることが出来るようにと願いを込めて、そして死に至った際はあらゆる世俗的拘束から死者を開放し還元する為の手助けをすることです。この時点で、魂は再び神の至高の傍に戻ることが出来るのです。 つまり、簡単に言ってしまえばお祭りをしなければ、大変苦労する人生をおくり、最終的に死に至っても神様の家に行けないと言うことですね! ただ、お祭りをきちんと行ったからといってすぐに、また誰もが神様の家に行けるわけではないのです! バリ人から聞く話では、人は死んだ後、まず地獄を通るというのです。 生きている間に悪いことをした人はそこで地獄に送られ、良い人生をまた 人に迷惑を掛けるような行いをしなかったものは、神様の家に行くといいます。 そして山は神々と言われていますが、神のほかに、先ほど話したとおり、境地に達していない魂や先祖の住処とされています。魂がこの世に生まれてくる用意が整うと、 魂は山から降りてくるか、地獄から直接やってくると言われています。 友達は、神様は何処からでも自分を見ているから、悪いことは出来ないといいます。 またお墓の入り口の両脇には地獄を表す石造があるのを見たことがあり、 女子供も関わらず悪いことをした人間を剣で首を切ろうとしている様を表していました。 お墓といえば、バリのお葬式は人が亡くなってすぐに火葬されるわけではありません。火葬に適した日取りを検討する場合、合同儀式を待つ場合、また、遺族が儀式のために充分な費用を用意できるまで見合わせる場合などがあるからです。 そして火葬される儀式はつまりお葬式は、何十、何百もの人が列を作り、火葬場まで歩きます。どんな大き道であろうが、その列が終わるまで、道は通行止めになります。 そして火葬されたあと、遺灰は海へ流されます。 先ほども話したとおり、そのあと地獄を通り苦難を乗り越え神聖化されます。 その後魂は再び海岸へ呼び戻され、やがてアグン山へといざなわれます。 そしてその魂は次に生まれ変わるまで、先祖として家族の寺に鎮座します。 ヒンドゥー教の教えを知り、バリ人の生活、また人生がお祭りを中心に、つまり神様を中心に送られていると感じていた私の直感は正しかったんだと納得する私なのでした。


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